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氷の揺りかご 上

竹書房文庫 ろ1−43 ムーンフォール・サーガ 2

出版社名 竹書房
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-8019-4698-9
4-8019-4698-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 574P 15cm
シリーズ名 氷の揺りかご

商品内容

要旨

氷に覆われた世界で運命が目を覚ます。真実が暴かれる時、世界は再び動き出す―。ムーンフォールによるアースの破滅を予言したニックスは、それを阻止するため仲間たちとともに永遠の夜が続く大氷原を目指す。その途中で巨大コウモリ―ラーシュクの群れに襲われ、不時着した氷の下には「クレイシュ(揺りかご)」と呼ばれる世界が広がっていた。そこで出会ったダールという青年から、「オシュカピア(夢見し者)」という生き物の存在を聞かされる。オシュカピアの持つ不思議な力が導く先には何があるのか?一方、別行動を取って南クラッシュ帝国に潜入したハレンディ王国のカンセ王子たちは、謎の鍵を握る「眠りし者」の捜索を試みるが、国内の不穏な情勢と、王国との戦争の気配に妨げられる。ようやくたどり着いたマルガードの地で、カンセたちが目にしたものとは?

出版社・メーカーコメント

氷の果てに、希望はまだ灯っていた。その光が導くのは、終焉か−−それとも始まりか。希望と絶望が交錯する第二章月が落ちるその日までに、少女は何を選ぶのか。〈あらすじ〉ニックスたちはダールの力を借りて大氷原のはるか奥にある目的地に向かう。だが、彼女を執拗に追うハレンディ王国軍はクレイシュを攻撃、ラーシュクの群れにも襲われた村は壊滅的な被害を受けてしまった。南クラッシュ帝国では、カンセとラミ、アーリアたちがハレンディ王国との全面戦争に備えるが、裏切りのために王国軍の侵攻を許してしまい、帝都キサリムリに大きな危機が迫る。ムーンフォールを回避するために自転が止まったアースを再び回転させるという、不可能としか思えない任務に取り組むニックスやカンセたちに望みはあるのか? なぜアースの自転は止まってしまったのか? はるか昔に何が起こったのか? 謎が新たな謎を呼ぶなか、ムーンフォールの前兆がアースに現れ始めた。

著者紹介

ロリンズ,ジェームズ (ロリンズ,ジェームズ)   Rollins,James
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化
桑田 健 (クワタ タケシ)  
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)