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最新間違いだらけのエネルギー問題

出版社名 ウェッジ
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-86310-301-6
4-86310-301-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

脱炭素よりも重要な課題は「日本社会の維持」。ますます増える電力需要にどう備えるか。再エネ増の負担は国民にのしかかる。コメよりも家計に影響を与えるエネルギー価格。

目次

第1章 エネルギー価格上昇と私たちの生活(貧しくなり生活苦を感じる日本人
エネルギー価格と物価上昇
電気料金を引き上げた再エネ政策)
第2章 化石燃料依存から脱ロシア・脱炭素に向かう世界(エネルギー利用の変遷
ロシアのウクライナ侵攻が変えた世界のエネルギー市場)
第3章 ますます増えるエネルギーと電力消費(増えるグローバルサウスの電力需要
生成AIが増やす電力需要
成長を続ける世界のEV市場)
第4章 エネルギー安全保障をめぐる争い(エネルギー安全保障を確保したい各国
期待集める洋上風力発電の現実
脱炭素設備で覇権を取った中国
見直される原子力発電)
第5章 温暖化問題に振り回される日本企業(誰が損をし得をする?温暖化問題
「新たなGX事業」はそう簡単には生まれない
脱炭素よりも日本が大切にすべきこと)

出版社・メーカーコメント

◎止まらないインフレ!苦しくなる国民生活の背景にあるエネルギー価格上昇と電力供給の不安定化欧州エネルギー危機、ウクライナ侵攻以降、エネルギー価格の上昇と電力供給の不安定化は根本的に改善されていない。日本でもインフレによって生活が苦しいと感じる国民が増えている。物価高や賃上げが実現しない背景には、実はエネルギーの問題があるのだ。2022年に発刊した『間違いだらけのエネルギー問題』を堂々改訂!<ますます貧しくなる日本! 間違いだらけのエネルギー政策>・物価高に苦しむ国民とエネルギー問題・再エネ拡大は国民を貧しくさせる・問題だらけの洋上風力発電・風力も太陽光もいまだ中国依存・EV時代の終焉の意味・スマホ時代、AI時代の停電危機

著者紹介

山本 隆三 (ヤマモト リュウゾウ)  
常葉大学名誉教授。NPO法人国際環境経済研究所所長。京都大学卒。住友商事地球環境部長、プール学院大学(現桃山学院大学)教授、常葉大学経営学部教授を経て現職。経済産業省産業構造審議会臨時委員などを歴任。現在日本商工会議所、東京商工会議所「エネルギー環境委員会」学識委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)