海路残照
ARMARIA 1
| 出版社名 | インスクリプト |
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| 出版年月 | 2025年11月 |
| ISBNコード |
978-4-86784-010-8
(4-86784-010-6) |
| 税込価格 | 2,420円 |
| 頁数・縦 | 233P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
女たちの海へ。不老長寿の海女の残像を追って、玄界灘に面した福岡・鐘崎から、福井・小浜、能登・輪島、津軽・十三湖、北海道・松前へ。無数の無名の女たちの、時空を超えたいのちが息づく海。消え残る痕跡を求め、残照の日本海を北上する傑作ノンフィクション。新たな読みを示す解説を付して刊行。 |
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| 目次 |
うぶめ翔ぶ海 玄界灘庄の浦 |



出版社・メーカーコメント
不老長寿の海女の残像を追って、残照の日本海を北上する傑作ノンフィクション近年再び注目を集める森崎和江が、1981 年に刊行したノンフィクションの傑作を復刊。筑豊を去り福岡県宗像に移り住んだ時期の最初に位置する著作。八百年生きたという言い伝えを残す八百比丘尼。その伝承の跡を追って、玄界灘に面した福岡・鐘崎から、福井・小浜、能登・輪島、津軽・十三湖、北海道・松前へ。筑豊時代から育まれた国家とセクシュアリティを超えようとする思想が、紀行文の形をとって、みずみずしい情感とともに深められてゆきます。『到来する女たち−石牟礼道子・中村きい子・森崎和江の思想文学』(書肆侃侃房)、『中上健次論』(第 14 回表象文化論学会賞、インスクリプト)の渡邊英理による新たな読み筋を示す解説を付して刊行。