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「過去との対話」をデザインする 三澤文子の住宅改修の仕事

出版社名 建築資料研究社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-86834-017-1
4-86834-017-4
税込価格 3,300円
頁数・縦 155P 24cm

商品内容

要旨

私は自然から材料を探し、工夫して造られた家を現代の暮らしに合わせて治す仕事を通して、未来の住まい手には自然につながる暮らしを失わないように、木の家に住み続けてほしいと思うのだ。

目次

庭づくりと丁寧な暮らし―春庭のすまい
生き続ける集いの間―甲賀のいえ
住宅の寿命を延ばすということ
住宅医が取り組む住宅改修
古家再生で実現した工芸家のすまい―岐阜・ふくまちや
時を紡ぐシニア夫妻の平屋―四恩庵
温熱・省エネ改修のすすめ
広縁で囲まれた海辺の家―自適荘
250年前の架構を残す―北秋津のいえ
地域の山の木で住まいを改修する
既存町家を2世帯住宅にする―興津のいえ
景観を未来に引き継ぐ―畷のいえ
過去の造り手との対話から住まい手の未来へ
玄関土間と縁側で風を呼び込む―中京・風の舎
断熱改修と暮らしの再構築―平群のすまい
「丸福町家」に見る住宅改修プロセスの実際

著者紹介

三澤 文子 (ミサワ フミコ)  
1956年、静岡県生まれ。2017年より(有)エムズ建築設計事務所代表取締役。他の役職として、現在、岐阜県立森林文化アカデミー名誉客員教授、一般社団法人MOKスクール理事、一般社団法人 住宅医協会代表理事。大阪府都市景観建築賞奨励賞/天美我堂の家(1993年)、グッドデザイン賞中小企業庁長官特別賞/Jパネル(2001年)、日本建築学会賞教育賞(教育貢献)(2007年)、建築士会連合会賞優秀賞/北沢建築工場(2013年)、中部建築賞/北沢建築工場(2013年)、日本建築仕上学会学会賞(作品賞)/北沢建築工場(2014年)、グッドデザイン賞/自適荘(2015年)、住まいのリフォームコンクール国土交通大臣賞/中京・風の舎(2018年)、兵庫人間サイズのまちづくり賞/宍粟わかば(2024年)、木の建築賞・木のチカラ賞/宍粟わかば(2025年)、こども環境学会賞・デザイン賞/宍粟わかば(2025年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)