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湘南漁師物語

出版社名 港の人
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-89629-174-2
4-89629-174-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 195P 19cm

商品内容

要旨

先祖代々から漁師を生業とし、また文筆家としても活躍する小菅文雄は、自然とともに生きる昔ながらの知恵を大切に受け継ぎつつ、生まれ育った湘南・片瀬の変貌をあたたかい目で見守ってきた。自然の厳しさと美しさ、魚と酒の旨さ、そして人生の楽しさを知り尽くす男が綴る、優しさと元気あふれるエッセイ集。

目次

第1章 ふなあそび(河口の稚魚
釣りの妙味
大漁話 ほか)
第2章 湘南・片瀬今昔物語(旧片瀬街道
片瀬の地曳漁
片瀬の漁師たち ほか)
第3章 漁師の独り言(思い出の海
母がつけた文雄という名
関東大震災 ほか)

著者紹介

小菅 文雄 (コスゲ フミオ)  
1936年、神奈川県藤沢市の代々続く漁師の家に生まれる。若い頃より家業の漁業に専念していたが、40歳代で初めての小説「海鳴」を執筆、1981年の「第8回野性時代新人文学賞」(角川書店)の最終候補作品に選ばれる。以後、漁師のかたわら創作活動を続け、1988年、小説「五郎の海」が「KAZI海洋文学賞」(舵社)を受賞。幼い頃より親しんできた湘南片瀬の海と町をこよなく愛し、現在は伊勢エビ漁を中心にした漁師稼業と文筆業にいそしむ日々。持ち船は文成丸といい、藤沢・鎌倉に暮らす文学仲間たちと、釣りと酒を楽しみ文学を語る会「文成丸釣飲会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)