• 本

シン・ロジカルシンキング 戦略コンサルタントが大事にしている

出版社名 ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-7993-3072-2
4-7993-3072-1
税込価格 2,530円
頁数・縦 374P 21cm

書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍

要旨

これまで書籍などで、ビジネスにおける成果に資する数々の「思考法」が紹介されてきた。その中でも基本中の基本とされるのが「ロジカルシンキング」である。そのためにMECEやSWOT分析、5W1Hといった「定番ツール」が開発されてきたが、それらを多用することでアウトプットが同質化し凡庸になるという問題がある。本書では、デロイト トーマツの気鋭の戦略コンサルタントが、意外性・新規性のある発想や思考を生み出す、ロジカルシンキングの進化系としての「シン・ロジカルシンキング」を指南。正しく、わかりやすく伝えるために、ロジカルシンキングのツールを用いてクライアントに提案したところで「そんなわかりきった一般論はいらない」と一蹴されてしまう。それを避けるための、「情理」や「主観」をも重視した「思考の型」である「QADIサイクル」を著者は提案している。著者はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社テクノロジー・メディア・通信(TMTユニット)兼モニターデロイト シニアマネジャー。神戸大学非常勤講師(新規事業開発)。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年8月30日]

商品内容

要旨

「正しく、わかりやすい」だけでは価値は生まれない。相手も自分も腹落ちさせる、あらゆる業種で役に立つ思考の「型」。あたらしい論理的思考の教科書。

目次

“正”の部 ロジカルシンキングの“オモテ面”(「論証」―ロジカルシンキングの基本原則、あるいは論理と情理の交差
論証の第一方法―“示唆”を引き出す「演繹的思考」
論証の第二方法―“結論”に引き上げる「帰納的思考」)
“反”の部 ロジカルシンキングの“ウラ面”(「発見」―“仮説”を生み出す方法としての「アブダクション」
発見の逆説―発想力の本質としての「“問い”を立てる力」)
“合”の部 シン・ロジカルシンキングへの昇華(シン・ロジカルシンキングの「思考の型」―QADIサイクル
いかに「型」を鍛え、己の「技」とするか―思考の「5つの力」と成熟度モデル)

著者紹介

望月 安迪 (モチズキ アンディ)  
デロイトトーマツコンサルティング合同会社テクノロジー・メディア・通信(TMTユニット)兼モニターデロイトシニアマネジャー。神戸大学非常勤講師(新規事業開発)。1989年生まれ。飛び級で大阪大学大学院経済学研究科経営学・金融工学専攻修了経営学修士(MBA)。2013年にデロイトトーマツコンサルティング(DTC)に参画。TMT業界を主軸に、戦略コンサルティングの専門部隊であるモニターデロイトにも所属し、長期ビジョン構想、事業戦略策定、新規事業開発、企業再生、M&Aの案件の他、欧州・アジアにおけるグローバル戦略展開、大規模全社組織再編プロジェクトにも従事。デロイトトーマツコンサルティンググループ全体を対象とした「ロジカルシンキング」研修講師を担当し、外部企業向けにも研修プログラムを提供。他にもDTCのコンサルタントを対象とした「ロジカルドキュメンテーション」「仮説検証」の社内トレーナーにも従事し、新卒・中途入社社員の採用・人材開発にも携わっている。X(旧Twitte)でコンサル式仕事術などを配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)