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神に近い人、爬虫類に近い人 古態心理学(パレオサイコロジー)で読み解く人間の心

出版社名 はまの出版
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-89361-405-6
4-89361-405-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 243P 19cm

商品内容

要旨

人間の脳で特徴的なのは非常に発達した大脳皮質であるが、その下には「ほ乳類の脳」である辺縁系と、「爬虫類の脳」である視床下部が眠っている。人間らしい愛と誠実さを備えた神様のような人がいる一方で、理解に苦しむ残虐行為や犯罪をおこなう人がいるのは、この脳の仕組みに関係している。本書では、動物の系統発生的な「進化」と「退行」という考えを基礎とする「古態心理学」の立場から、ウソつき、正直者、泥棒、強盗、浮気者、優しい人、冷たい人、支配者、暴力夫、殺人犯、児童虐待、いじめ、引きこもり、登校拒否など、さまざまな人間の心理やその行動を分析する。

目次

序 人間の不可思議な行為を脳から読み解く
第1章 ウソをつく人、つかない人
第2章 強欲な人、欲のない人
第3章 暴力をふるう人、ふるわない人
第4章 殺す人、殺さない人
第5章 愛せる人、愛せない人
第6章 宗教を信じる人、信じない人

出版社
商品紹介

ウソつき、強欲、暴力男、浮気者は、脳が爬虫類並に退化した人。虐待、詐欺、引きこもり等、具体例を挙げて不条理な人間の行動を探る。

著者紹介

小田 晋 (オダ ススム)  
1933年大阪府生まれ。岡山大学医学部卒、東京医科歯科大学大学院修了後、筑波大学社会医学系教授に。専攻は社会精神医学および犯罪学。医学博士。現在は帝塚山学院大学教授、筑波大学名誉教授、国際医療福祉大学客員教授、社会経済生産性本部メンタルヘルス研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)