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精神保健福祉の問題点を考える

Shinpu Books

出版社名 新風舎
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-289-01848-2
4-289-01848-3
税込価格 990円

商品内容

要旨

社会復帰を志向する多くの障害者の声よとどけ。行政や地域社会の協力と理解なくして障害者支援の道はひらけない。精神障害者を抱える一人の親としての、20年に及ぶ苦悩と学習をもとに、現状と問題点を具体的に解説。多くの障害者そして親たちの声を代弁した。

目次

第1章 住むことを拒否された障害者(グループホームの火災事故
障害者とノーマライゼーション)
第2章 心の居場所を追われた障害者(共同作業所に通所する障害者の苦情
私はどこへ行けばいいのですか
課題を残した結末への思い)
第3章 社会復帰諸施設の活動概況(足立区地域生活支援センター
コットンハウス、フレンズ
スペース・クッション)
第4章 障害者を支援する家族会の活動(NPO.法人世田谷さくら会(さくら会)
昭和大学附属烏山病院患者家族会(あかね会)
府中市精神障害者を守る家族会(府中梅の木会))
第5章 精神保健福祉の問題点を考える(懸念される精神保健福祉の後退
親亡き後の問題と成年後見制度
ひきこもり障害者への対応策は
障害者の真実の思い願いとは
望ましい社会復帰施設を考える
複合的社会復帰施設の整備
複合的生活支援施設の整備)

著者紹介

小野寺 光源 (オノデラ コウゲン)  
1918年岩手県生まれ。東京都在住。府中市精神障害者を守る家族会の会員。障害者を抱える家族の切実な想い、願いの記録と、精神保健福祉施策に対する問題提起をこの著作に収める。2001年4月に21世紀府中懇話会を設立、人に優しい福祉と平和の街づくりのために同人誌「友への手紙」(随時刊)を発行し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)