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日高敏隆選集 8

人間はどういう動物か

日高敏隆選集   8

出版社名 武田ランダムハウスジャパン
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-270-00375-6
4-270-00375-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 191P 20cm
シリーズ名 日高敏隆選集

商品内容

要旨

機械化された文明の中で、あえて動物学的見地から「人間」を問う。人間、環境、科学を語った待望の書き下ろし。

目次

第1章 人間はどういう動物か(人間と動物
直立二足歩行
毛のないけもの
おっぱいの形
オスの戦略・メスの戦略
人間は一夫一妻
少子化の論理
遺伝子とミームの相克
飽食の理由
概念の形成と死の発見
言語とはなにか
学習のシステム
人間はどのような育ちかたをする動物か
人間はなぜ争うのか
美学の問題)
第2章 論理と共生(町の動物たち
都市緑化における触覚
計画と偶然の間
論理と共生)
第3章 そもそも科学とはなにか(動物行動学が提出した問題
ファーブルなんて「愚の骨頂」だった
ローレンツは時代の「すこし先」をいっていた
科学でなにを得られるか?
世の中に真理はない
幽霊は想像力の欠如の産物
レフェリーがつくとアイデアがつぶされる
科学と神は必ずしも対立しない
「賢く利己的」であること
利己的な「死」)

著者紹介

日高 敏隆 (ヒダカ トシタカ)  
1930年東京生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。東京農工大学農学部教授、京都大学理学部教授、同理学部長、滋賀県立大学初代学長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所初代所長を歴任。1982年、日本動物行動学会設立、長く会長を務める。著書、訳書多数。京都大学名誉教授。瑞宝重光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)