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中世日本文化の形成 神話と歴史叙述

出版社名 東京大学出版会
出版年月 1981年4月
ISBNコード 978-4-13-020064-6
4-13-020064-X
税込価格 7,480円
頁数・縦 323P 22cm

商品内容

要旨

中世とはなにか―神話と歴史との関係をひもとき、歴史叙述や絵画にこめられた中世人の意識にせまる。

目次

1(神話と歴史についての問題提起
中世における漂泊と遊芸)
2(親鸞の一消息の解釈―いわゆる護国思想をめぐって
慈円と太子信仰
寺院縁起における在地神祇―『葛川縁起』を中心に
八幡縁起の展開―『八幡宇佐宮御託宣集』を読む
宇佐放生会について―『八幡宇佐宮御託宣集』再読)
3(中世国家神話の形成―『神皇正統記』の表現構造のなかで
太平記の歴史叙述―軍記の表現構造をさぐるための試み
室町軍記における歴史叙述―『応仁記』の前田家本と類従本の比較から
神仏習合の表現構造―『神道集』の八ヶ権現の説話をめぐって
しんとく丸の世界)

著者紹介

桜井 好朗 (サクライ ヨシロウ)  
1931年愛知県に生まれる。1954年名古屋大学文学部史学科卒業。椙山女学園大学短期大学部教授・佛教大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)