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ものと人間の文化史 64

出版社名 法政大学出版局
出版年月 1989年10月
ISBNコード 978-4-588-20641-2
4-588-20641-9
税込価格 3,520円
頁数・縦 367,7P 20cm

商品内容

要旨

動物学の立場からその特異な生態を描き出すとともに、和漢洋の文献資料と豊富な図版を駆使して故事・習俗・神事・民話・文芸・美術工芸等における蛙の多彩な活躍ぶりを活写し、蛙と人間との古くて親しいかかわりの歴史をあとづける。

目次

動物としての蛙(尾のない両生類
カエルの種類
蛙をさす諸語―古文献を主として
蛙類を表わす漢字
カエルと帰る・返る)
蛙の生活に即して(蛙のからだつき
水溜りと蛙
蛙の跳躍と遊泳)
蛙と鳴き声(蛙の鳴き声
河鹿
うとましい蛙の声
蛙の鳴き声の表現)
食いかつ食われる(蛙と餌
蛙の外敵)
蛙―薬用・食用として(ガマの油
蟾酥―ヒキノアブラ
薬用としての蛙
食用としての蛙)
繁殖と産卵(蛙の冬眠と繁殖期
蛙合戦
蛙の産卵
オタマジャクシ)
蛙と故事・神事(蛙と故事・諺
蛙と神事)
がまの妖異と妖術(がまの妖異・霊性
人の姿をとった蛙
蝦蟆と妖術
西欧でのヒキガエルの妖異)
蛙と民話・文芸(蛙と和歌・俳句
蛙と民話
蛙と文芸(西欧)
蛙と文芸(近代日本)
蛙と近代詩)
蛙の絵画と造形物(蛙の絵画)
蛙と科学(科学史の挿話
両生類と生物学)

出版社・メーカーコメント

動物学の立場からその特異な生態を描き出すとともに,和漢洋の文献資料を駆使して故事・習俗・神事・民話・文芸・美術工芸にわたる蛙の多彩な活躍ぶりを活写する。