書店レビュー
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太陽よ!ぼくのいく道をてらしてくれ。
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- 長崎書店 (熊本県熊本市中央区)
ブッダは悩み苦しみます。普通の人よりもはるかに多くの苦しみを胸に抱えて。
さとりとは何でしょう?完全無敵の超人になること?いいえ、違います。
本当の意味で、すべてを知るということです。
もし、夜のない世界に生きている人がいたら、その人は暗闇がどんなものかもわかりません。夜を体験したことがないのだから。
ブッダはすべてを体験し、その中に答えを見つけようとしました。
苦しみの中に、愛を見つけようとしました。闇の中に、光を。
「きょう、恐ろしさをごまかせても、あした、また恐怖がやってくるかもしれない。むしろ恐怖に身をまかせて・・・。その中でやすらぎを見つけるのだ」
何かが怖かったら、それに背を向けずに向き合えばいい。
そしたら、それが本当は何かがわかるでしょう。
鏡に映ったあなたを見つめるとき、鏡に映ったあなたもこちらを見つめています。
さとりとは、すべてを知ること。
自分を知っていくことが、その一歩かもしれません。
自分の中に、すべての答えはあるのだから。(2010年1月10日)
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