• 本

先住民族言語のために

出版社名 草風館
出版年月 1999年3月
ISBNコード 978-4-88323-109-6
4-88323-109-7
税込価格 5,280円
頁数・縦 320P 22cm

商品内容

要旨

「危機に曝された言語」である先住民族言語のために言語学者はなにができるのか。この重い課題を背負ってシベリヤを訪ね、研究調査を続ける著者が投げかける21世紀に向けてのメッセージ。シベリヤの先住民族の社会と言語文化を描き出して、アイヌ語復興の戦略を暗示しようと意図した言語学論集。

目次

第1章 少数者のための言語学(少数者のための言語学―二一世紀のためのエトノス言語学のプログラム
言語と民族についての覚え書き
北東ユーラシア地域の「危機言語」について)
第2章 少数言語を守る方法(言語を守る方法について―ルマンチュの経験から
アルザス語の現在
言語の再生―現代ヘブライ語の経験から ほか)
第3章 エトノスの世紀の言語学(エトノスの世紀の言語学―多民族時代の言語研究のために
古アジア諸語の用言複合構造の類型
ニヴフ語抱合論争 ほか)