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ヒト・クローン無法地帯 生殖医療がビジネスになった日

出版社名 紀伊国屋書店
出版年月 2000年8月
ISBNコード 978-4-314-00878-5
4-314-00878-4
税込価格 2,530円
頁数・縦 318P 20cm

商品内容

要旨

ネット上の精子ドナー探し、死者・昏睡状態の人からの精子採取、堕胎児の卵を採取、体外受精で残った胚の大量処分…クローン羊ドリーの誕生で「クローン人間誕生」が間近に迫る生殖医療の現場ではいま何が起きているのか。この方面の法律エキスパートとして名高い著者が、医療行為の名の下に行われた衝撃の事実を告発。ルールもないところで危険な実験が横行し、人間の生命・倫理観を根底から揺るがす難題が山積していることに警鐘を鳴らす。

目次

試験管ベビー
野放図な歩み
赤ちゃんがいっぱい
凍った命
だれの赤ちゃん?
電脳パートナー
借り腹
天才をつくる
この世への入会資格審査
サルジニア島の秘密
遺伝子をさがせ
ヒトゲノム計画
入れ墨よりも簡単に
スペルミネーター
クローン・レンジャー
クローン無法地帯

著者紹介

アンドルーズ,ローリー・B. Andrews,Lori B.
1978年イェール大学ロー・スクール卒業。体外受精・人工授精、借り腹をめぐる数々の有名訴訟に関わる。WHOやNIHをはじめ、世界各国の政府機関に対し生殖医療ならびにクローン問題のアドバイザー、コンサルタントを務める。現在、シカゴ・ケント法科大学教授、科学・法律・技術研究所所長。1997年クリントン大統領に「人間クローン研究禁止」を方向づける答申レポートを提出、そのレポートは米国政府の公式見解としてホームページに掲載される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)