
衰退のレギュラシオン チリ経済の開発と衰退化1830−1914年
| 出版社名 | 新評論 |
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| 出版年月 | 2000年12月 |
| ISBNコード |
978-4-7948-0507-2
(4-7948-0507-1) |
| 税込価格 | 5,170円 |
| 頁数・縦 | 530P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
途上国の「低開発性」とは、現象的には「安定した低成長」といいうるような側面を有しているのであって、そのような問題をレギュラシオン・アプローチで分析する際には、制度・構造諸形態による調整=レギュラシオンが働いていないと考えるよりも、「安定した低成長」をもたらすような「衰退的レギュラシオン」が働いていると考える方が、分析概念としてはより整合的なように思われる。つまり、大胆ないい方をすれば、制度・構造諸形態による蓄積体制の制御には、プラスの制御とマイナスの制御があると考え、後者のような作用のことを、本書では「衰退的レギュラシオン」、ないしは「衰退のレギュラシオン」と呼ぶのである。 |
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| 目次 |
第1篇 開発と衰退の構図(分析視角 |

