• 本

ヴィジュアル・カルチャー入門 美術史を超えるための方法論

出版社名 晃洋書房
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-7710-1254-7
4-7710-1254-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 240,61P 21cm

商品内容

要旨

本書は、イギリスやアメリカにおいて近年盛んに議論されるようになってきた「ヴィジュアル・カルチャー・スタディーズ」という新しい研究方向を概説的に紹介した入門書である。

目次

「カルチャー」とは何か?
「ヴィジュアル」とはどういうことか?
「ヴィジュアル・カルチャー・スタディーズ」とは何か?
理論とどのようにつきあうか?
生産・流通・消費のモデル
さまざまな制度
視線、眼差し、監視
ヴィジュアル・リテラシーと視覚の詩学
さまざまな分析方法
ヴィジュアル・カルチャーの快楽
規範―価値とは何か
ヴィジュアル・カルチャーと商業
ニュー・テクノロジー

著者紹介

ウォーカー,ジョン・A. (ウォーカー,ジョンA.)   Walker,John A.
ミドルセックス大学に勤務する美術デザイン史の助教授。専門領域は現代美術とマス・メディアとの関係、美術と社会との軋轢、イギリス美術のアメリカ化などである
チャップリン,サラ (チャップリン,サラ)   Chaplin,Sarah
ミドルセックス大学建築史の講師。大学院デジタル建築専攻の主任。専門領域は、二〇世紀末の建築/都市論、情報/ヴァーチャル・テクノロジー、日本の建築と文化、批判理論となっている
岸 文和 (キシ フミカズ)  
1950年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(美学美術史学専攻)単位取得退学。現在、同志社大学文学部教授。芸術学、日本美術史。江戸の庶民にとって最も身近なメディアであった浮世絵を手がかりにして、「美術」のコミュニケーション機能について考える
井面 信行 (イノモ ノブユキ)  
1950年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(美学美術史専攻)単位取得退学。現在、近畿大学文芸学部教授。ドイツ語圏の芸術学。像・言語・現実を巡る研究
前川 修 (マエカワ オサム)  
1966年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(美学美術史学専攻)単位取得退学。博士(文学)。現在、大阪学院短期大学助教授。美学、芸術学、写真論。現在の関心は、写真メディアのコンテクスト研究
青山 勝 (アオヤマ マサル)  
1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(美学美術史学専攻)単位取得退学。現在、甲南大学大学院学術フロンティア推進事業博士研究員。映像学、フランス映画史。映画、写真、現代美術を横断しつつ、「映像の精神分析」とジェンダー批評との接点を探る
佐藤 守弘 (サトウ モリヒロ)  
1966年生まれ。コロンビア大学大学院修士課程(東アジア研究)修了。現在。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程(美学及び芸術学)在籍、視覚文化。江戸泥絵、浮世絵、初期写真など19世紀日本における景観表象を「旅をキーワード」にして読み解く。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)