
悩む力 べてるの家の人びと
出版社名 | みすず書房 |
---|---|
出版年月 | 2002年4月 |
ISBNコード |
978-4-622-03971-6
(4-622-03971-0) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 241P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2002年
第24回
講談社ノンフィクション賞(第41回より賞名変更)受賞 |
---|---|
要旨 |
北海道、浦河―襟裳岬に近い海辺の町に共同住居「べてるの家」がある。病気や生きづらさを抱え呻吟の日々を送っていた人びとがここで出会い、集いはじめて二十年余り。メンバーはみずから会社をつくって、日高昆布の加工販売をはじめとする多彩でユニークな活動を展開している。そのモットーは「安心してさぼれる」会社だ。べてるのいのちは話し合いである。ぶつかりあい、みんなで悩み、苦労を重ねながら「ことば」を取りもどした人びとは、「そのままでいい」という彼らのメッセージを届けに、きょうも町へ出かけている。そんなべてるの力にふれるとき、人は自分自身への問いかけに揺さぶられ、やがて深く納得するのである。それぞれの人生を生きていくための、回復のキーワード。 |
目次 |
土を食む(マサルの幻聴 |
出版社 商品紹介 |
北海道、浦河。海辺の町に精神障害者たちが共同生活を営む「べてるの家」がある。共感を込めて取材した1冊。 |
おすすめコメント
2002年講談社ノンフィクション賞受賞! 北海道・浦河の「べてるの家」は、心の病をかかえる人たちが集い、ユニークで多彩な活動はいまや、生き方を探る時代の興味深いケースとして話題だ。全国各地に引っ張りだこの「べてるの家」の人びとに魅せられたTVディレクターが綴った一冊を。 2002年best3