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虚無の信仰 西欧はなぜ仏教を怖れたか

出版社名 トランスビュー
出版年月 2002年5月
ISBNコード 978-4-901510-05-9
4-901510-05-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 353,4P 20cm

商品内容

要旨

1820年頃、ヨーロッパで「仏教」が成立する。研究が進展し、経典の翻訳がすすめられたその時期に、恐怖はかえって増大した。異文化誤解の歴史の謎に迫るフランスのベストセラー。

目次

仏教への誤解
第1部 信仰の誕生(一七八四年〜一八三一年)(ブッダとは何か
ブッダの正体
浮上する信仰
虚無としての神)
第2部 脅威(一八三二年〜一八六三年)(虚無への恐怖
仏教徒ショーペンハウアー
人種差別の神話
人類の終末)
第3部 衰退(一八六四年〜一八九三年)(仏教的衰弱
ペシミズムの時代)
悲劇の予言

著者紹介

ドロワ,ロジェ=ポル (ドロワ,ロジェポル)   Droit,Roger‐Pol
1949年、パリに生まれる。ソルボンヌ大学で哲学博士号取得。リセの哲学教授を経て、1989年よりフランス国立科学センター研究員、また72年からはル・モンド紙の書評担当を務める
島田 裕巳 (シマダ ヒロミ)  
1953年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻、宗教学。元日本女子大学教授
田桐 正彦 (タギリ マサヒコ)  
1953年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻、中世フランス文学。1985年から翌年までフランス政府給費留学生としてパリ第三大学留学。現在、女子美術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)