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マハレのチンパンジー 《パンスロポロジー》の三七年

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2002年11月
ISBNコード 978-4-87698-609-5
4-87698-609-6
税込価格 5,280円
頁数・縦 598P 22cm

商品内容

要旨

チンパンジーの生態や行動、文化には地域差があることがわかってきた。タンザニア西部・タンガニイカ湖畔の豊かな森で暮らす“進化の隣人”たちのありのままの姿を、多面的に、間近に、しかもかれらに干渉せずに捉えることで、地域個体群の独自性と重要性が明らかになる。

目次

第1部 概説(マハレ調査小史
三七年の研究概要)
第2部 環境(森のなかの食べもの―チンパンジーの食物密度と空間分布
カソジェ調査地域の植生と遊動パターン―国立公園開設前後の二〇年間における変容 ほか)
第3部 生態(人口動態
捕食者―ライオンがチンパンジーを食う ほか)
第4部 社会行動とコミュニケーション(音声が伝えるもの―とくにパントフートをめぐって
遊びの成立 ほか)

著者紹介

西田 利貞 (ニシダ トシサダ)  
京都大学大学院理学研究科生物科学専攻教授
上原 重男 (ウエハラ シゲオ)  
京都大学霊長類研究所社会生態研究部門教授
川中 健二 (カワナカ ケンジ)  
岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)