情報リテラシーを六芸「乗、書、算、楽、射、礼」の項目別で解説する。情報の乗り物を乗りこなし、情報時代の読書法と作文法から「数」を扱うこと、オーディオ処理と相手の「心を射る」プレゼンテーション、エチケットについて説く。

１　情報リテラシーとは
２　情報の乗り物を知る
３　乗りこなす―情報環境を利用する
４　書見・書読―情報時代の読書法
５　作文・作書―作文技法と文書整理
６　「数」―数値化と計算処理
７　「楽」―オーディオ処理と活用
８　「心を射る」―プレゼンテーション
９　話で射る
１０　「礼」―情報社会でのエチケット

情報リテラシーの意義とその技能を磨く入門書として、情報環境の使い方を述べる。操作法だけでなく基本的な考え方を紹介している。