• 本

澱河歌の周辺

新版

転換期を読む 9

出版社名 未来社
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-624-93429-3
4-624-93429-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 276P 図版16P 19cm

出版社・メーカーコメント

2002年4月に逝去した詩人・評論家、安東次男の主著である、1962年読売文学賞受賞作を復刊(〔転換期を読む〕シリーズ9)。安東氏が日本の古典詩歌に積極的に介入する端緒となった本書には、既存の蕪村解釈を覆し再評価の火を点した与謝蕪村論、江戸期の俳人と日本近代詩をつなぐ線を措定する「伝統詩と近代詩」をはじめ、仏文学者として見せたユニークな切り口のランボー論(「年金生活者の思想」)、ボードレール論(「純粋アラベスク」)など、安東次男の多岐にわたる代表的な論考を収録。口絵多数。