
養護教諭成立史の研究 養護教諭とは何かを求めて
出版社名 | 大修館書店 |
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出版年月 | 2003年6月 |
ISBNコード |
978-4-469-26530-9
(4-469-26530-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 222P 20cm |
商品内容
要旨 |
本書は、明治38年に初めて岐阜県下の2つの小学校に看護婦が雇い入れられてから、昭和16年に「養護訓導」が職制化されるまでの“養護教諭の成立史”である。「養護教諭」は当初、その存在意義が広く認められることはなく、いくつかの自治体が独自に雇用する形にすぎなかった。ようやく定着するに至っても、自治体の財政状況によっては廃止されたり、「半減案」や「巡回制構想」に脅かされたりしてきたが、学校看護婦自身の実践的努力と、それを熱烈に支援した学者、行政担当者、学校医の理論活動とが相俟って、社会的に承認され制度的確立が遂げられていったのである。その苦闘の過程は、史実として興味深いだけでなく、養護教諭という存在の意味を再認識するよい機会となる。 |
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目次 |
プロローグ 「第一回大都市連合教育会」と山口正の「学校看護婦」構想 |
出版社 商品紹介 |
明治38年に初めて学校看護婦が雇い入れられてから、昭和16年に養護訓練が職制化されるまでの苦難の歴史を探り、その原点から学ぶ。 |