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日本を顧みて 私の同時代史

出版社名 未来社
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-624-32169-7
4-624-32169-3
税込価格 3,850円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

目次

前篇 私の日本経済論(ふたつの経済合理性
生産力と人間類型
「日本的経営」論管見―普遍と特殊 ほか)
間奏曲―学錯的社会科学試論
後篇 私の比較共同体論(「日本共同体」論
ヨーロッパの共同体)

出版社・メーカーコメント

マックス・ヴェーバー社会学を基礎として、社会経済思想史の理論的追究を深めるかたわら、民族学的アプローチによって日本文化の古層へと迫る研究を続けてきた、住谷一彦氏(立教大学名誉教授)の、80年代以来の論文・講演を集成。柳田國男、折口信夫、河上肇、大塚久雄などに対する論評をまじえ、古代から近現代までのパースペクティヴのなかで、日本という共同体の文化を形成した、宗教・祭祀、家系継承制度、農業・商業の地域性などを探る。また、断続的におこなわれたドイツ・ヒルベラート村でのフィールドワークの知見から、ヨーロッパ共同体のありようを考察する。自身の学究人生を顧みて平易なことばでつづる「私の日本経済論」と「私の比較共同体論」。

著者紹介

住谷 一彦 (スミヤ カズヒコ)  
1925年、京都市に生まれる。松山中学、旧制松山高校を経て、1949年東京大学文学部心理学科卒業。名古屋大学法経学部助手、東京都立大学人文学部助手、1957年立教大学経済学部講師。1958〜60年ヴィーン大学民族研究所に留学。1965年立教大学経済学部教授。1969年文学博士。1969〜70年ケルン大学客員教授、1976年ヴィーン大学客員教授、1990年立教大学名誉教授、帝京大学教授、東京国際大学教授を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)