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精神分析という経験 事物のミステリー

出版社名 岩崎学術出版社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-7533-0413-4
4-7533-0413-2
税込価格 5,500円
頁数・縦 289P 22cm

商品内容

要旨

本書は、精神分析的な過程に見られるパラドックスに関する哲学的な論考である。この精神分析的な過程は、関与する2人の参加者の深い主観性をとおして精神生活を客観化しようとする方法であるが、このミステリアスな出会いをクリストファー・ボラスは創造的かつ啓発的な方法で考察している。

目次

治療同盟の起源
精神分析家がいる場所
欠くことのできない精神分析の破壊について
形象とその機能
1、2…7
精神分析の目標とは
自己に背く心
心の干渉
境界例の欲望
パラノイア概観
分析家が時として陥る狂気
体現化
創造性と精神分析
事物のミステリー

著者紹介

ボラス,クリストファー (ボラス,クリストファー)   Bollas,Christopher
ロンドンで個人開業している精神分析家
館 直彦 (タチ ナオヒコ)  
1981年大阪大学医学部卒業。1983年大阪府立公衆衛生研究所。1995年東京慈恵会医科大学講師。2002年聖徳大学人文学部教授。現、多摩川病院院長、天理大学人間学部臨床人間学研究科教授
横井 公一 (ヨコイ コウイチ)  
1982年金沢大学医学部卒業。1993〜1996年アルバート・アインシュタイン医科大学トランスカルチュラル・サイカイアトリー・フェーローおよびウィリアム・アランソン・ホワイト研究所に留学。現、関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科助教授
赤山 正幸 (アカヤマ マサユキ)  
1982年関西医科大学卒業。現、爽進堂七山病院勤務
岡 達治 (オカ タツジ)  
1989年大阪大学医学部卒業。現、清風会茨木病院医局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)