
微生物学の歴史 2
科学史ライブラリー
出版社名 | 朝倉書店 |
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出版年月 | 2004年11月 |
ISBNコード |
978-4-254-10581-0
(4-254-10581-9) |
税込価格 | 5,390円 |
頁数・縦 | 255P 22cm |
シリーズ名 | 微生物学の歴史 |
商品内容
要旨 |
本書は、ヒトと微生物との複雑な関係を描いた史実の記録である。読み進むと、20世紀になって急に微生物の存在が明確になったわけでは決してなく、ましてヒトと感染症との闘いに終わりがあるわけでないことがわかる。古代からの観察者の記録が、そして技術の発達の集積が、現代へとつながる医学の進歩を導いてきたのである。その進歩も一直線に発展してきたのではなく、間違った概念が先行し、正統な業績が長く評価されなかった時代があったこともわかる。加えて、当時の社会や政治、芸術、文化などが、医学に限らず、物理学、化学などの自然科学の発達にいかに影響し、微生物学の発展を推進して(時によっては発展を遅らせて)きたかが理解できる。期せずして同時期に、複数の科学者が独自の研究を行い、議論を戦わせながら真理を追究してきたこともわかる。 |
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出版社 商品紹介 |
微生物学の歴史を年代記として,時代背景も含めてまとめたもの。2巻は1919年から現代まで。 |