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物語イタリアの歴史 2

皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで

中公新書 1771

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-12-101771-0
4-12-101771-4
税込価格 814円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

ローマ、テーヴェレ河畔に威容を誇るカステル・サンタンジェロ(聖天使城)は、紀元二世紀に皇帝ハドリアヌス自らの陵墓として築かれて以来、数々の歴史的事件に立ち会ってきた。本書はハドリアヌス帝、大教皇グレゴリウス、ロレンツオ・デ・メディチ、画家カラヴァッジョら八人をとおして、古代ローマ帝国の最盛期からバロック文化が咲き誇った十七世紀までの千五百年を描く、もうひとつの「歴史=物語」である。

目次

第1話 皇帝ハドリアヌスの物語
第2話 大教皇グレゴリウスの物語
第3話 マローツィア夫人とその息子たちの物語
第4話 異端者アルナルドの物語
第5話 教皇ボニファティウス八世の物語
第6話 ロレンツィオ・デ・メディチの物語
第7話 航海者コロンボの物語
第8話 画家カラヴァッジョの物語

著者紹介

藤沢 道郎 (フジサワ ミチオ)  
1933年(昭和8年)、京都に生まれる。1957年、京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科言語学専攻博士課程修了。桃山学院大学名誉教授。イタリア史、イタリア文学専攻。『マキァヴェッリ全集』(共編訳、筑摩書房、1999〜2002)により、第10回ピーコ・デッラ・ミランドラ翻訳賞受賞。2001年9月30日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)