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纏足の発見 ある英国女性と清末の中国

あじあブックス 059

出版社名 大修館書店
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-469-23200-4
4-469-23200-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

少女の足を布できつく縛り上げ、人工的に変型させる―中国が生んだ奇習・纏足は、二十世紀に入りようやく廃止されるに至る。そこには一人の英国女性が深く関わっていた。その人の名は、リトル夫人。彼女を反纏足運動へと突き動かしたものは何か?世紀末の中国と英国を舞台に、知られざる「東西の出会い」に光を当てる。

目次

1 帝国の女性たち(ヴィクトリア時代の女性たち
大英帝国と女性たち)
2 英国女性の見た中国(リトル夫人とイザベラ・バード
中国のなかの西洋をどう見たか
中国・東洋をどう見たか)
3 纏足の発見(西洋の纏足観
中国の女性たち
中国における反纏足運動
リトル夫人と「纏足の発見」)
4 中国体験のもたらしたもの(ヴィクトリア朝社会と反纏足運動
帝国・中国で得たもの)

著者紹介

東田 雅博 (トウダ マサヒロ)  
1948年、大阪府生まれ。富山大学人文学部教授を経て、現在、金沢大学文学部教授(西洋史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)