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朝倉化学大系 15

伝導性金属錯体の化学

朝倉化学大系  15

出版社名 朝倉書店
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-254-14645-5
4-254-14645-0
税込価格 4,730円
頁数・縦 199P 22cm
シリーズ名 朝倉化学大系

商品内容

要旨

序章ではこれまでの伝導性化合物の歴史を概略している。第1部は榎により、伝導性金属錯体を理解する上で必要な「伝導と磁性」に関する理論的な基礎概念を紹介している。第2部では山下により「伝導性金属錯体」を歴史的に追い、かつ分類しながら、また具体的化合物の例を豊富に紹介しながら説明している。

目次

1 配位化合物結晶の電子・磁気物性の基礎(結晶の動的挙動
自由電子に近いモデル
原子に強く束縛された近似
種々の物性量の特徴
低次元電子系の特異性 ほか)
2 伝導性金属錯体(d電子系錯体
(π)‐d電子系錯体
π‐(d)電子系錯体
π‐d(閉殻)局在複合電子系
π‐d(開殻)電子系錯体 ほか)

出版社
商品紹介

伝導と磁性の基礎について紹介したあと,超伝導までのホットな研究の歴史を簡潔に述べた教科書。

著者紹介

山下 正広 (ヤマシタ マサヒロ)  
1954年佐賀県に生まれる。1982年九州大学大学院理学研究科博士課程修了。1982年分子科学研究所博士研究員。1985年九州大学助手。1989年名古屋大学助教授。1998年名古屋大学教授。1999年東京都立大学教授。東北大学大学院理学研究科化学専攻教授。理学博士
榎 敏明 (エノキ トシアキ)  
1946年群馬県に生まれる。1974年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。1974年京都大学理学部研究員。1977年分子科学研究所助手。1984年マサチューセッツ工科大学客員研究員。1987年東京工業大学理学部助教授。1991年東京工業大学理学部教授。東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)