
ユンガー=シュミット往復書簡 1930−1983
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 2005年3月 |
ISBNコード |
978-4-588-15039-5
(4-588-15039-1) |
税込価格 | 7,480円 |
頁数・縦 | 498,7P 22cm |
商品内容
要旨 |
エルンスト・ユンガー(1895‐1998)とカール・シュミット(1888‐1985)は、1930年にベルリンで知り合う。二人はすでに作家として、法律家として名を成していて、当時、思想的に先鋭な、見事な文体のエッセイでもって行き詰まった状況を分析するだけでなく、保守的な、同時に革命的な意味で大きな影響を及ぼしていて、ユンガーの言葉によれば「ボイラーをたいて」いた。シュミットはワイマール体制派とされながら、ナチスに肩入れするようになり、その後「第三帝国の桂冠法学者」に昇進する。ユンガーの方は、保守革命の一方の旗頭とされながら、ナチスに距離を置き批判的な観察者として、ドイツの過ちの年代記作者となる。本書の426通の往復書簡は、伝記的・作品史的な情報源としてだけでなく、二大巨星の飽くことなき知的好奇心に映しだされた、歴史を証言する、文学的・思想的・精神史的ドキュメントである。 |
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出版社 商品紹介 |
2人の飽くことなき知的好奇心に映し出された、歴史を証言する文学的・精神史的ドキュメント。 |
出版社・メーカーコメント
作家として,法律家として,ナチスの時代を先鋭に生きた二大知性の,お互い飽くことなき知的好奇心に映し出された,時代を証言する文学的・精神史的ドキュメント。