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子どもの言いぶんおとなの聞きかた 子ども・くらしインタビュー ホントの気持ち、伝わっていますか

子ども・くらしインタビュー

出版社名 ウェイツ
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-901391-60-3
4-901391-60-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 174P 21cm

商品内容

要旨

本書は、16人の子どもに行ったインタビューの記録です。このような本が世に出るのは、きっと初めてのことでしょう。インタビュアーはインタビューのプロではありません。普通のお母さんや学習塾の先生たちです。インタビューとは相手に「寄り添って」聞くことです。まず、質問に答える子どもの話にじっくり耳を傾けることに徹してみました。そうすると、子どもは実に雄弁に語ってくれます。そして、その子どもの、今までまったく知らなかった別の人間像が立ち現われてきます。おとなが、いかに子どもを枠にはめて接していたかも浮き彫りになりました。

目次

「大きくなったら、リトルマーメイドのアリエルになるねん」
「図書室に仲良し3人と一緒に行って、本を読んだり、借りたりする。楽しい〜」
「お手伝いは、お兄ちゃんとかお姉ちゃんもしてるから、そのうち見ててしようって思ったの」
「テレビ見るのは、夕方の5時から6時10分までって決まっている」
「学校の帰りにお友達と約束しても、だいたい『あとで電話するから』って言うの」
「『言ったらヤバイ!』って思ったことは、言わない」
「この洋服を着ると、どんな視線を浴びるかなって考える」
「あんな、僕って、30人くらい友達いてるねんで」
「嫌なことがあったら暗い感じになるから、それのいいところを見つけるんよ」
「普通のこともそれなりに楽しい。なんでも楽しくて幸せな人間なんだよ、私は」〔ほか〕

出版社
商品紹介

子どもたちへのインタビュー実例を紹介することで、おとなとのコミュニケーションの問題を浮き彫りにした、史上初の試み。

著者紹介

平井 雷太 (ヒライ ライタ)  
1949年生まれ。教育研究家。「自分で決めたことを自分で実現する」セルフラーニング研究所を主宰。年間200会場で講座を持つ一方、週3回は「すくーるらくだ」で生徒と対応する。著書には「新・子育て廃業宣言」「見えない学校 教えない教育」など多数。マンスリー通信紙「こおCo」の編集・発行も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)