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私の戦後は終わらない 遺されたB級戦犯妻の記録

出版社名 紀伊国屋書店
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-314-00987-4
4-314-00987-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

要旨

戦後の混乱期、ひとりの女性が、マッカーサーに宛てた手紙を書いていた。それは、彼女の夫の死刑をとりやめるように嘆願する血書であった―。戦後、「正義」の名のもとに裁かれた人々の運命の糸が綾なす、永遠に終わらない物語。

目次

月よりの使者
ウジ虫取り
福岡俘虜収容所
始まった戦犯追及
収監
判決
まばたいた監房
妻への詑び状
厳しくなった世間の目
新聞で知った処刑
郵送されてきた法名
満たされぬ遺族の心
調査の日々
まだ癒されぬ傷跡
終わらない戦後

おすすめコメント

戦後の混乱期、ひとりの女性が、マッカーサーに宛てた手紙を書いていた。それは、彼女の夫の死刑をとりやめるように嘆願する血書であった―。戦後、「正義」の名のもとに裁かれた人々の運命の糸が綾なす、永遠に終わらない物語。「私の戦後が終わるのは、私が死ぬときです」

著者紹介

小林 弘忠 (コバヤシ ヒロタダ)  
1937年東京都生まれ。1960年早稲田大学を卒業後、毎日新聞社に入社、社会部、地方版編集長、情報調査部長、メディア編成本部長をつとめる。1992年退社後、2002年まで立教大学、武蔵野女子大学などで講師をつとめ、現在はノンフィクション、江戸史を中心とした執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)