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官庁セクショナリズム

行政学叢書 1

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-13-034231-5
4-13-034231-2
税込価格 2,860円
頁数・縦 250,6P 20cm

商品内容

要旨

官僚制の「病理」の淵源をさぐる。セクショナリズムという現象の複合的性格を明らかにし、解決への展望を示す。

目次

序章 なぜ官庁セクショナリズムか
1章 セクショナリズムの歴史過程(日本官僚制の成り立ち
引き継がれた各省分立体制)
2章 セクショナリズムの政治過程(セクショナリズムの観察と診断
「戦後型行政」における展開)
3章 セクショナリズムの組織過程(縦割り組織編成の桎梏
行政資源配分の組織間関係)
終章 求められる対応指針

おすすめコメント

セクショナリズムは官僚制の病理でしかないのか。この現象を歴史過程、政治過程、組織過程の三つの側面から捉え直し、その複合的性格の淵源を明らかにする。官僚制組織の研究に新たな切り口を示す意欲的取り組み。

著者紹介

今村 都南雄 (イマムラ ツナオ)  
1941年生れる。1965年中央大学法学部法律学科卒業。1967年国際基督教大学大学院行政学研究科修士課程修了。中央大学法学部教授、大学院公共政策研究科委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)