• 本

彼女はたぶん魔法を使う

創元推理文庫 Mひ3−1

出版社名 東京創元社
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-488-45901-7
4-488-45901-3
税込価格 924円
頁数・縦 332P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 38歳の【青春】私立探偵シリーズ@

    元刑事の探偵が私生活や調査で出逢う女性たちに頭を悩ませながら事件を解決していく《柚木草平シリーズ》第1弾。その魅力は、登場する女性たちと草平のやりとりにある。彼のキャラクター、特に会話のセンスは秀逸。今回は女子大生轢き逃げ事件の謎を解いていく。そしてラストはある意味驚きであった。「ええっ…!」って。(結末ではなく終わり方に…)それだけ私が「あの状況」にどうなるんだとドキドキしながらページをめくっていた証でもある。(高)

    (2009年8月12日)

商品内容

要旨

元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。人気シリーズ第一弾。

著者紹介

樋口 有介 (ヒグチ ユウスケ)  
1950年群馬県生まれ。國學院大學文学部中退後、劇団員、業界紙記者などの職業を経て、1988年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。1990年『風少女』で第103回直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)