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性と暴力の文化史 新装版

叢書・ウニベルシタス 574 文明化の過程の神話 3

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-588-09909-0
4-588-09909-4
税込価格 7,480円
頁数・縦 672,87P 20cm
シリーズ名 性と暴力の文化史

商品内容

要旨

先史・古代から近・現代まで「未開」と「文明」を横断して「人間」の性と暴力を直視し「文明化」の幻想を打ち砕く。

目次

『女の武器で』
乳房をあらわにして攻撃する
バリケード上の女性
乳房をあらわにして鎮める
陰門を見せて驚かす
神々の哄笑
陰門を見せて侮辱する
女の力
強姦する女
『おれの尻をなめろ!』〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

古代から現代まで,自然民族から西欧近代社会まで,日常の性から戦時の性まで,性と暴力の秘められた実態を徹底的に暴き,〈文明化された近代〉の幻想を打ち砕く。

著者紹介

デュル,ハンス・ペーター (デュル,ハンスペーター)   Duerr,Hans Peter
1943年、マンハイムに生まれる。哲学的人類学により教授資格を取得し、ドイツ、スイスの各大学で民族学、ヨーロッパ文化史を講じた。1980年教壇を離れ、民族学はもとより、考古学、社会学、歴史学、文化人類学、言語学など幅広い領域にわたり、自由な立場で研究に従事した。1990年、ベルリン科学コレークより奨学金を受け、特別研究員となる。1992年、ふたたび教壇に復帰し、ブレーメン大学教授として民族学と文化史を担当した。1999年には教職を辞し、以後ハイデルベルクに住まい、現在に至っている
藤代 幸一 (フジシロ コウイチ)  
1932年に生まれる。東京都立大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。同大学名誉教授
津山 拓也 (ツヤマ タクヤ)  
1962年、佐賀県に生まれる。1990年、東京外国語大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。現在、東京外国語大学・二松学舎大学・國學院大學・中央学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)