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現代課題の哲学的分析 環境の危機・人間の危機・アイデンティティの危機

出版社名 晃洋書房
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-7710-1845-7
4-7710-1845-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 214,4P 22cm

商品内容

要旨

現代社会の当面している三つの危機―環境・人間・アイデンティティの危機―への対処を哲学的な視座から診断、その克服の方途を解明する。

目次

第1部 環境危機にいかに対処するか(環境哲学の構築に向けて
環境教育のめざすもの―環境保護の主体形成とバイオリージョナリズム
環境保護にとって「環境倫理」はなぜ必要か ほか)
第2部 人間の危機(コンピュータ社会と人間
家族の危機とその行方
現代社会と宗教ブーム)
第3部 アイデンティティの危機―デカルト的人間像の可能性(デカルトによる近代的自我の発見とその意味
デカルト心身論の可能性―共同体と自然につながる“私”
生物進化と理性の位置―進化論的認識論の射程)

著者紹介

河野 勝彦 (コウノ カツヒコ)  
1945年姫路市に生まれる。1975年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。京都産業大学文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)