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フランス父親事情

出版社名 築地書館
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-8067-1341-8
4-8067-1341-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 231P 19cm

商品内容

要旨

恋愛も、子育ても、仕事も…すべてを手に入れようと闘ってきた女たち、男たち。その多くが気づき始めている。父性のない社会は生きにくいということに。結婚制度を乗り越え、恋愛も子づくりも思いどおりになると信じた男女がはまった深い罠から、フランス社会はどのように抜け出し、高い出生率(2.0!)を保持しつつ、父親への考察を深めているのか。赤ちゃんの半数が非婚カップルから生まれる現状から、父性の再評価まで、父親たちへのインタビューを通して浮き彫りにされる、フランスの男たちが抱える、苦悩と歓び。

目次

1章 パパになった
2章 父性をめぐる現代史
3章 あんなパパ、こんなパパ
4章 神と精神分析
5章 父性をめぐる西欧史
6章 男ってなんだ?
7章 「父親学」の現在

著者紹介

浅野 素女 (アサノ モトメ)  
1960年生まれ。上智大学フランス語学科卒業。フランスの家族制度が激動してきた二〇余年間をパリで暮らす。二児の母。ジャーナリスト、エッセイスト。新聞、雑誌、ラジオを通じ、フランス社会の「いま」を日本に伝える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)