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ブルターニュ紀行 野を越え、浜を越え

出版社名 新評論
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-7948-0733-5
4-7948-0733-3
税込価格 3,520円
頁数・縦 323P 22cm

商品内容

要旨

若き日のフローベールが、友人とふたりでフランスの辺境の地を歩き回った旅の記録。当時の地方の景観や風俗が、生き生きとした筆致で描かれていると同時に、稀有な作家の誕生を予感させるような、さまざまな散文の実験も試みられている。

目次

第1章 ブロワからトゥールまで
第2章 トゥールからラ・メユレまで
第3章 ナントとクリッソン
第4章 ナントからカルナックまで
第5章 カルナックからプルアルネルまで
第6章 プルアルネルからジョスランまで
第7章 ボーからポン=ラベまで
第8章 ペンマールからランドナデックまで
第9章 クロゾンからサン=ポルまで
第10章 モルレーからサン=マロまで
第11章 サン=マロ、コンブール、モン・サン=ミシェル
第12章 レンヌからコーモンまで

著者紹介

フローベール,ギュスターヴ (フローベール,ギュスターヴ)   Flaubert,Gustave
1821‐1880。フランス・ノルマンディー地方、ルーアン出身の作家。少年のころから文学に熱中し、創作を始める。やがて『ボヴァリー夫人』(1857)の成功によって世に認められ、以後『サランボー』(62)、『感情教育』(69)と小説を発表し、地歩を固める。その作風から、19世紀のいわゆる写実主義文学の代表者と見なされているが、小説技法や言語観の革新性によって、20世紀以降の文学にも少なからぬ影響を及ぼしている
渡辺 仁 (ワタナベ ジン)  
1951年、神奈川生まれ。現在、明治学院大学非常勤講師。専攻、近代フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)