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ユーロへの挑戦

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-87698-726-9
4-87698-726-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 396P 20cm

商品内容

要旨

ドイツ連邦銀行元総裁が語る通貨統合の内幕。アジア通貨統合への貴重な教訓。

目次

第1章 欧州復興期における各国の通貨・経済政策
第2章 ブレトンウッズ体制の崩壊と欧州通貨
第3章 通貨政策における独仏の相克と協調
第4章 通貨統合実現への青写真
第5章 経済通貨同盟の産みの苦しみ
第6章 単一通貨の発足と残された課題
終章 一層の政治的な統合が必要か

出版社
商品紹介

ユーロの成立したいきさつとは,そして将来の課題とは。ドイツ連邦銀行の元総裁が語った。いま明かされる通貨統合の舞台裏。

おすすめコメント

共通通貨・ユーロはいかにして成立したか。通貨名,交換レート,首脳人事……ことごとく対立するフランスとドイツ。その舞台裏では,主導権を巡る激しい駆け引きが繰り広げられていた。ドイツ連邦銀行の元総裁ハンス・ティートマイヤーが明かす通貨統合の交渉史。将来,アジア通貨統合の一翼を担う日本にとって最上の教訓がここにある。

著者紹介

ティートマイヤー,ハンス (ティートマイヤー,ハンス)   Tietmeyer,Hans
1931年生まれ。1960年政治学博士(ケルン大学)。1962年にドイツ連邦経済省入省。1982‐89年ドイツ連邦大蔵省次官。1990年ドイツ連邦銀行理事となり、1993年総裁就任。1999年に総裁職を退任してのち、現在は欧州ビジネス・スクール学長、国際決済銀行副総裁、IMF金融安定フォーラム委員など役職多数。ほぼ40年間にわたって欧州通貨統合問題を直接担当する。ドイツ連邦共和国大功労十字章、わが国の旭日大綬章を授与される
村瀬 哲司 (ムラセ テツジ)  
1945年生まれ。1968年、一橋大学商学部卒業。東京銀行、東京三菱銀行調査部長を経て、現在京都大学国際交流センター教授。2001年、京都大学学位取得(経済学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)