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星新一空想工房へようこそ

とんぼの本

出版社名 新潮社
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-10-602164-0
4-10-602164-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 127P 21cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 膨大な数の「創作の跡」

    『星新一 一〇〇一話をつくった人』で、講談社ノンフィクション賞を受賞した、最相葉月氏の監修による、星ワールドへの招待です。写真を多用し、より身近に星新一を感じられる内容になっています。幼き日の新一、作家を志す転機、そしてお気に入りの人形たちまで。そして、一番目を引くのは大量の紙片・メモ‥。心に浮かんだ事を、片端からメモしていくため、本人にしかわからない単語がギッシリと並びます。この中から数々の名作が生まれたのかと思うと、ワクワクして見入ってしまいます。真鍋・和田両氏の装画も懐かしく、まさに星ワールド・ここにあり、であります。さあ、星新一が見た風景を、一緒にたどりましょう。

    (2007年12月24日)

商品内容

要旨

没後10年、「ボッコちゃん」から50年…時を経て、なお色褐せない星作品。その膨大な数のショートショートが生まれた舞台裏を訪ね、作家の遺品が残る自宅や暮らした街、思い出の場所へ。愛娘・星マリナ、愛弟子・新井素子、江坂遊らの追想もまじえ、Mr.ショートショートの素顔に迫る。

目次

1 Mr.ショートショートの居た場所(二十歳まで住んだ本郷駒込
大好きだった別荘 箱根・強羅 ほか)
2 星流ショートショートのレシピ
3 きまぐれ装画美術館(真鍋博
和田誠)
4 エス氏のDNA(星さんの指あと(江坂遊)
同じ時代に生きた幸せ(新井素子) ほか)
星新一年譜

出版社
商品紹介

いつもそばに置いたぬいぐるみ、行きつけの店、大好きだった避暑地……。愛娘のエッセイ、後輩作家の言葉を交えて、ショートショートの神様の素顔に迫る。

おすすめコメント

いつもそばに置いたぬいぐるみ、行きつけの店、大好きだった避暑地……。愛娘のエッセイ、後輩作家の言葉を交えて、ショートショートの神様の素顔に迫る。

著者紹介

最相 葉月 (サイショウ ハズキ)  
1963年生まれ。関西学院大学法学部卒。科学技術、スポーツ、教育など幅広いテーマで執筆活動を展開。著書に『絶対音感』(小学館、小学館ノンフィクション大賞)、『星新一 一〇〇一話をつくった人』(新潮社、講談社ノンフィクション賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)