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犬は鎖につなぐべからず 岸田国士一幕劇コレクション

出版社名 白水社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-560-02699-1
4-560-02699-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 189P 20cm

商品内容

要旨

よみがえる、モダンなせりふ劇。岸田國士の傑作短篇(「犬は鎖に繋ぐべからず」「隣の花」「驟雨」「ここに弟あり」「屋上庭園」「紙風船」「ぶらんこ」)を、ある町内の出来事として連鎖的にコラージュした極上の戯曲。

出版社
商品紹介

岸田國士の短編(「犬は鎖に繋ぐべからず」「隣の花」「驟雨」など)をある町内の出来事として連鎖的にコラージュした極上の戯曲。

著者紹介

サンドロヴィッチ,ケラリーノ (サンドロヴィッチ,ケラリーノ)  
1963年東京生。横浜映画専門学院(現・日本映画学校)卒。ナイロン100℃主宰。『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞受賞
岸田 國士 (キシダ クニオ)  
日本の劇作家の登竜門とされる戯曲賞にその名をのこす。1890〜1954年。モダンなせりふ劇を日本に樹立した劇作家。軍人であった父親の意向ゆえ一度は軍職に就いたものの、勘当覚悟で退官すると、東京帝国大学仏文科選科に入学。パリへと遊学するも父親の訃報に接して帰国。異国の地にてフランス語で執筆した「黄色い微笑」を日本語に訳しなおし、戯曲「古い玩具」をもって颯爽とデビュー(1924年)。ハイカラな作風で知られ、劇作のほかにも小説や評論など数多く発表。文学座の創設や明治大学の演劇・映画科の新設に尽力。太平洋戦争後は、演劇人・映画人・小説家・詩人・批評家・美術家・音楽家らを連繋する「雲の会」を結成。岸田國士が編集にかかわった雑誌(『演劇新潮』『悲劇喜劇』『劇作』『演劇』)の流れを汲んで『新劇』が創刊された年の三月四日、演出を手がけた文学座公演「どん底」の舞台稽古中に倒れ、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)