• 本

ネオリベ現代生活批判序説

増補

出版社名 新評論
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-7948-0770-0
4-7948-0770-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 318P 19cm
シリーズ名 ネオリベ現代生活批判序説

商品内容

要旨

ユートピアを語ることなしに、現実へのコミットメントはありえない。情動のサンディカリズム、精神分析による恒常性の恢復、愛の力としての峰起への誘い、そして交換の論理とは敵対する大学への展望―さらに「向い火」(ブルデュー)が伝播し、われわれの生存と表現を蝕むネオリベラルな「サミット体制」が焼け落ちること、それがその増補の賭け金である。現代日本を読み解くバイブル。日本ではじめてのネオリベ時代の日常生活批判の手引き書。

目次

序 現代―何が起きているのか?(事件―埼玉大学の「協定」と非常勤講師大量解雇
ネオリベラリズム(新自由主義)とは何か?)
本論 生活―どのような日常を生きているのか?(労働/消費―入江公康氏に聞く
心理/主体―樫村愛子氏に聞く
運動/政治―矢部史郎氏に聞く
大学/文化―岡山茂氏に聞く)
結 批判―取り戻すべきものは何か?(ベーシックインカムを語ることの喜び―堅田香緒里氏に聞く
学費0円へ―学費無償化とベーシックインカム)

著者紹介

白石 嘉治 (シライシ ヨシハル)  
1961年生まれ。現在、上智大学他非常勤講師。フランス文学専攻
大野 英士 (オオノ ヒデシ)  
1956年生まれ。現在、埼玉大学他非常勤講師。フランス文学、現代思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)