• 本

合意形成論

正義の研究 5

出版社名 成文堂
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-7923-6089-4
4-7923-6089-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 305P 22cm

商品内容

要旨

本書は、著者がボストン在留中(Harvard哲学科客員研究員・instractor、1972〜74、81〜82)ロールズ哲学(正義論・法哲学・政治哲学・社会哲学)に魅せられ、爾後、続けてきた一連の正義の研究をまとめた最終巻『正義の研究5:合意形成論』である。

目次

第1章 ジャングル状態
第2章 力の正義と争奪戦
第3章 猛獣から人間へ―「生きるために戦う」から「生きるために協力する」へ
第4章 合意形成への途―生きるために協力する仕組みを求めて
第5章 合意形成の方法―原初状態における均衡解の探求
第6章 公正な政策の要件―正しい政策の根拠を求めて
第7章 競争から協力へ―不信・憎悪・恐怖からの解放
第8章 世界政府の不可欠性―戦争のない世界の仕組み

著者紹介

藤川 吉美 (フジカワ ヨシミ)  
1936年愛媛県に生まれる。1963年慶應義塾大学卒業、慶應義塾大学大学院(哲学)修了、文学博士。1972年ハーバード大学哲学科、客員研究員(‐1974)。1981年ハーバード大学哲学科、客員研究員(‐1982)。現職は東京工業大学助教授、九州共立大学教授、九州女子大学教授・学長、千葉商科大学政策情報学部教授、大学院政策研究科教授、大学院政策情報学研究科教授、大学院会計ファイナンス研究科教授、現在、同客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)