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動物たちの日本史

出版社名 海鳴社
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-87525-250-4
4-87525-250-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 262P 20cm

商品内容

要旨

埴輪の時代から現代にいたるまで、日本人と動物とのかかわりをずっと研究してきた著者。本書では日本人の動物観に影響を与えたさまざまな史実や文学作品を広く渉猟する。さらに、河童伝説の地を訪ね九州へ、あるいはタヌキとキツネの関係を探りに佐渡へと、足をのばす。日本のなつかしい風土へのレクイエムともいえるエッセイ集。

目次

日本人の動物観を探る
古代中世史のなかの動物たち
異郷に住む動物たち
固有名詞を持った動物たち
徳島県のタヌキ祠
佐渡タヌキの旅
佐渡の狢信仰
ウマの神性と魔性
ネズミの伝説・民話
鳥の妖怪
ムシの戦い
江戸時代の動物妖怪
西鶴と動物・器物の妖怪
筑後 河童の旅
筑豊 河童の旅
鏡花と潤一郎 狐の影
芥川の河童
宮澤賢治の動物観

著者紹介

中村 禎里 (ナカムラ テイリ)  
1932年東京都に生まれる。1958年東京都立大学理学部卒。1967年以後立正大学講師・助教授・教授。2002年立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)