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スペイン紀行

叢書・ウニベルシタス 885

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-588-00885-6
4-588-00885-4
税込価格 5,500円
頁数・縦 453P 20cm

商品内容

要旨

ロマン主義的“スペイン神話”に導かれて旅した青年ゴーチエが見たものは…。1840年、5か月にわたって旅したスペインの生活や風俗・習慣、建築や絵画・彫刻、芝居や女性の服装、さらには動物や昆虫の生態までを軽やかでユーモラスな文体で綴った紀行文学の古典。訳者による解説「夢の旅」を付す。

目次

パリからボルドーへ
バイヨンヌ
人身密輸入
従者と猟銃を持つ男たち
イルン、小さな乞食たち
アスティガルラガ
ベルガラ
ビトリア、民族舞踊とフランス人の怪力男
パンコルボ渡航
驢馬とグレーハウンド犬〔ほか〕

出版社
商品紹介

19世紀スペインの生活や風俗・習慣、絵画・彫刻、芝居や建築物、女性の服装、さらに動物や昆虫の生態までを、軽やかな文体でつづる。

出版社・メーカーコメント

1840年5月、青年ゴーチエは郵便馬車の人となってスペインへ旅立つ。5か月余にわたるこの旅のなかで眼にしたスペイン人の生活ぶりや風俗・習慣、絵画・彫刻、芝居や建築物、女性たちの服装、さらには動物や昆虫の生態までを、軽やかでユーモラスな文体で綴る。ロマン主義的「スペイン神話」に導かれて旅しながら、「スペイン神話」のアンチ・テーゼともなった紀行文学の古典。

著者紹介

ゴーチエ,テオフィル (ゴーチエ,テオフィル)   Gautier,Th´eophile
1811‐1872。フランス19世紀の作家・詩人・批評家
桑原 隆行 (クワハラ リュウコウ)  
1952年、岩手県北上市に生まれる。東北大学大学院文学研究科を経て、福岡大学人文学部フランス語学科教授。19〜20世紀のフランス文学(特にテオフィル・ゴーチエとピエール・ロチ)が研究対象(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)