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近代日本の万能人・榎本武揚 1836−1908

出版社名 藤原書店
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-89434-623-9
4-89434-623-0
税込価格 3,630円
頁数・縦 338P 21cm

商品内容

要旨

最先端の科学知識と広大な世界観を兼ね備え、世界に通用する稀有な官僚として外交・内政の最前線で日本近代化に貢献しながら、幕末維新史において軽視されてきた男。近代日本随一の国際人。

目次

1 今、なぜ榎本武揚か―その全体像(座談会 今、なぜ榎本武揚か
問題提起 ほか)
2 外交(地球一丸化時代に生きる―開国と国際法
初めて日本を「対等な交渉者」に―樺太・千島交換条約の舞台裏 ほか)
3 内政(東京農大の産みの親―農業観と農業教育
世界レベルの仕事をしたエンジニア―殖産興業・産業立国構想 ほか)
4 榎本武揚をめぐる人々(プチャーチン(1803‐1883)とポシエット(1819‐1899)―卓越した外交手腕支えた知日派
カッテンディーケ(1816‐1866)―優れた品性と絶大な熱心さを評価 ほか)

著者紹介

榎本 隆充 (エノモト タカミツ)  
1935年生。東京農業大学客員教授、武蔵野大学特別講師、梁川会会長、開陽丸子孫の会会長、株式会社榎本光学研究所代表取締役。榎本武揚曾孫
高成田 享 (タカナリタ トオル)  
1948年生。ジャーナリスト。前橋国際大学客員教授。71年東京大学経済学部卒。朝日新聞経済部員、アメリカ総局員、ウィークエンド経済副編集長、経済部次長を経て、論説委員。96〜97年テレビ朝日ニュースステーション・キャスターを兼任。98〜02年アメリカ総局長(ワシントン)。帰国後は論説委員としてアメリカ、国際経済を担当した。現在は石巻支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)