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伏流する古代

出版社名 大修館書店
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-469-22197-8
4-469-22197-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 261P 20cm

商品内容

要旨

古代は、歴史の地底に流れ続け、時として、地表に現出する。古代の生活と思惟をたどることによって知る、日本文学史への指針。

目次

清少納言と「をこの者」
小町像を保持した人々
古代丹波(たには)の研究―宮廷信仰と地方信仰と
天人女房譚の示唆するもの
古今集の成立と歌枕
阿漕が浦の文学
大嘗祭と神楽
七五調の根源
信州遠山の木地屋遺跡―四十二年ぶりの採集報告

出版社
商品紹介

日本の古代的特質が、その後の歴史の中で、見え隠れしながらも脈々と流れ続けていることを明らかにする。古代文学研究者必読の1冊。

著者紹介

西村 亨 (ニシムラ トオル)  
1926年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。国文学を専攻。在学中から折口信夫に師事し、古代学の継承と王朝の和歌・物語の研究に努める。慶應義塾中等部教諭を経て、1970年大学文学部に移籍。74年教授。80年文学博士の学位を取得。89年退職して、名誉教授となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)