オウム真理教の政治学
出版社名 | 朔北社 |
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出版年月 | 2008年10月 |
ISBNコード |
978-4-86085-069-2
(4-86085-069-6) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 305P 19cm |
商品内容
要旨 |
あの誇大妄想の麻原に、あの荒唐無稽な教義になぜ信者たちはひきつけられたのか。前途有為の若者たちが、どうして数々の殺人を含むおぞましい事件にまきこまれたのか。著者は、オウム真理教事件を根底から理解するために、そもそも人間存在のあり方、そしてそこに機能する言語を介した人間一般の認識の態様にまで遡って、原理的に考えてみる必要があると主張する。そのような視角から著者は、ウィトゲンシュタインの“言語ゲーム”の概念に着目し、あわせて政治学の多彩な手法を駆使してオウム真理教事件を分析し、事件の意味を探る。 |
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目次 |
第1章 「オウム真理教事件」の概要と問題関心(さまざまな疑問と「オウム真理教事件」の起点 |