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マーラー書簡集

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-588-42010-8
4-588-42010-0
税込価格 9,130円
頁数・縦 467,11P 22cm

商品内容

要旨

オーストリアにおけるボヘミア人、ドイツにおけるオーストリア人、世界におけるユダヤ人として―幾重にも疎外された遍歴の巨匠=マーラーの生涯を、青春時代から没年までの書簡によって跡づける。全464通を収録。

目次

グスタフ・シュヴァルツ宛(イーグラウ、一八七五年八月二八日)
楽友協会音楽院宛(「日付なし、ウィーン、一八七六年」)
ユリウス・エプシュタイン宛(「日付なし、イーグラウ、一八七七年夏」)
グスタフ・シュヴァルツ宛(イーグラウ、七七年九月六日)
ヨーゼフ・シュタイナー宛(プスタ‐バッタ、一八七九年六月一七日)
エーミール・フロイント宛(バッタ、一八七九年六月)
アントン・クリスパー宛(「郵便消印:ウィーン 一八七九年九月二二日」)
アントン・クリスパー宛(「日付なし。一八七九年一一月末および一二月一四日」)
アントン・クリスパー宛(「日付なし。消印:ウィーン、一八八〇年三月三日」)
アルベルト・シュピーグラー宛(「日付なし。消印:ハル、一八八〇年六月一二日」)〔ほか〕

出版社
商品紹介

「千人の交響曲」や「大地の歌」等で知られる偉大な作曲家・指揮者の生涯を、464通の書簡によって辿る。

出版社・メーカーコメント

「千人の交響曲」や「大地の歌」等によって知られる作曲家、オットー・クレンペラーらに影響を与えた指揮者。自ら「オーストリアにおけるボヘミア人、ドイツにおけるオーストリア人、世界におけるユダヤ人」と称したマーラーの生涯を、青春時代から没年まで、464通の書簡によって辿る。アルマ・マーラー編の書簡集を伝記的な繋がりを重視して増補・再編成し、徹底的な校訂を経た決定版。

著者紹介

ブラウコップフ,ヘルタ (ブラウコップフ,ヘルタ)   Blaukopf,Herta
2005年1月19日81歳の誕生日を迎えてまもなく、惜しくも病に倒れたヘルタ・ブラウコップフ(旧姓ジンガー)は、ゲルマニスティクの学位を持つマーラー研究者であるが、著名な音楽学者で、オーストリア初の、また唯一の音楽社会学者としてウィーン大学で活躍したクルト・ブラウコップフ(チェルノヴィッツ1914〜ウィーン1999)の妻として、夫とともにウィーンとマーラーに関する数多くの著書を上梓している
須永 恒雄 (スナガ ツネオ)  
1950年東京生まれ、都立大学大学院博士課程中退。現在、明治大学法学部教授。オーストリア文化研究に携わり、主にシュティフター、ブルックナー等を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)