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生きにくい子どもたち カウンセリング日誌から

岩波現代文庫 社会 182

出版社名 岩波書店
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-00-603182-4
4-00-603182-3
税込価格 1,056円
頁数・縦 183P 15cm

商品内容

要旨

子どもたちは、日常をこえた世界への通路をもち、そこでの深い体験の力に支えられて生きる。アキラはその異界とのつながりがうすく、逆にアリサは日常を逃れて異界に閉ざされてしまって、ともに実生活に適応できずに苦しんでいた。二人が、筆者と心の対話を深めるにつれて、癒しのドラマが始まる。子どもたちの癒しは、若いカウンセラーが癒される道でもあった…。

目次

1 異界への通路(子どもと異界
異界へとつながる―アキラの場合)
2 異界を生きる(物語を生きる
癒しの物語が生まれるとき―アリサの場合)

著者紹介

岩宮 恵子 (イワミヤ ケイコ)  
1960年生。臨床心理士。島根大学教育学部教授。心理職をめざす学生たちに対して講座で教鞭をとる傍ら、スクール・カウンセラーとして、思春期の子どもたちと対話を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)