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ナショナリズムとトランスナショナリズム 変容する公共圏

現代社会研究叢書 2 「公共圏と規範理論」シリーズ 1

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-588-60252-8
4-588-60252-7
税込価格 5,390円
頁数・縦 336,12P 22cm

商品内容

目次

第1部 ナショナリズムの理論と概念(国家/社会/ネーション
チャールズ・テイラーにおける「共同体」の限界、そして可能性
国家と社会の概念系譜学的素描)
第2部 歴史の中のナショナリズム(ポピュラー・プレスとファシズム
国民史教育と100パーセント・アメリカニズム
ナショナリズムの「想像の公共圏」
近代中国における群衆と公共性
「日本人」意識の高揚
「レジスタンスから生まれた共和国」
「黄金の扉」は再び開かれたのか
日本の移民政策とネーションのゆくえ)
第3部 トランスナショナリズムの可能性(公共圏と国際移民レジーム
日本のトランスナショナリズム
愛国心・郷土・公共性
「民族」を超える「部族」)

出版社
商品紹介

公共圏におけるコミュニケーションがナショナリズムを「超える」可能性はあるか。具体的事実に基づいた分析と、理論化・一般化の試み。

出版社・メーカーコメント

公共圏はネーション(民族)の形成やナショナリズムの高揚に、どのように関わっているのか。公共圏におけるコミュニケーションがナショナリズムを「超える」可能性はあるのか。歴史・地域の具体的事実に基づいた分析と、その理論化・一般化の試み。現代社会に生起しているさまざまな社会問題の実証的研究を通し、新しい公共圏の創成の可能性と規範理論を探究する科研費プロジェクトの成果。

著者紹介

佐藤 成基 (サトウ シゲキ)  
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中途退学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会学部大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、茨城大学人文学部助教授を経て、法政大学社会学部准教授。比較ナショナリズム研究、歴史社会学、社会学理論を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)